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  • 執筆者の写真KIMI

おじいちゃんの妖精

更新日:2020年11月30日



どこのどなたか、或いは世界の皆々様おはこんばんちは!


KITKIT MARKETスタッフKIMIです。





突然ですが、ここ中目黒KITKIT本部の天井裏にはおじいちゃんの妖精がいます。

※以下おじいちゃんと呼びます



この世界には鬼のようなおばあさんもいればモンスターなペアレントもいるらしいし、渡る世間はいばらのヘルロードをデスマーチですよね。



なので今日は世界に一条の光明を射すべく、妖精おじいちゃんのお力をお借りしてほっこりを皆様におすそ分けできたらなーっと思います。


なにしろこのおじいちゃんに会うと幸せになれるというジンクスがあるので(ソースはわたし)





〜おじいちゃんの特徴〜


・めちゃゆっくり喋る

・めっちゃゆっくり歩く

・挨拶をすると返してくれる

・絶対リュック

・ハットがお洒落

・ちょっとお茶目

・優しい

・毎日お散歩している(なのに謎に遭遇レア度SS級=妖精)



と、まさにほぼ理想的で模範的なおじいちゃん像の黄金比。

ああ孫になりたい。



ですが中目黒という街がこんなに素敵な隠し球を持っていたことに気付いて注目し始めたのは、案外最近のことなんです





〜episode1〜



あれは今年の3月頃だったでしょうか。。



わたしが外でふわーっと休憩していると、近くの植え込み前にしゃがみこんでなにやら眺めているご様子のおじいちゃんを発見しました



え?あそこの玉砂利のとこなんも植わってないよな.....?

気になるので小学校の時の挨拶運動で培ったコミュニケーションスキルを発動!




K:「こんにちは。そこ、なにかあるんですか?」


爺:「ああ。ここにね、前食べたポポーの種を埋めたら一つだけ芽が出たんだよ。」



おじいちゃんが身を翻すとたしかになんか生えとる......



K:「ぽ....ぽぽお........??」


爺:「そうそう、ポポー。アケビの仲間で実が甘くてね。」


K:「アケビは食べたことないし、ぽぽー?は聴いたことすらないや。。」


爺:「ふふ。そう、じゃあこのポポーが育ったらいつか食べてみたらいい。5年。いや10年先かな。ふふふ」ニコニコ


K:「わーっじゃあ楽しみにしてる!そしたらまたその種をわたしがどっかに植えるね。」ニパッ


そんな会話をのんびりと楽しんで

おじいちゃんが去った後にもその場にはあったかい余韻が残っていました。



(さっきの写真を今ちゃんと見返したら、ポポーの種土の上にたくさん散乱してる。さては埋めんの途中でめんどくなったんだなーホヨホヨ)





〜episode2〜



4月に緊急事態宣言が発令し、わたし自身は2ヶ月近く中目黒に訪れない日々が続きました。

未曾有の事態に直面し、心身ともに疲労を覚えながら久しぶりにKITKITに来てみたら

おお、おじいちゃんのポポー元気だ、良かったよかっt........







んんんんんんんん??!

え、ちょ、めっちゃ増えてる

なんか横にめっちゃ増えてんじゃん!!!!!



とかびっくりしている間にタイミングよくおじいちゃんが降臨して→やはり妖精



爺:「あの後また食べたから、追加で植えてみましたー。」ニコー


K:「久しぶりに来たらえらい生えててびっくりしたー!ポポーがいっぱい!」


爺:「ふふふ。お嬢さんが食べてみたいと言ったものだから。」

(→もうこの時点で大好き指数が大気圏を突破)


K:「あの後調べたらポポーって今は幻の果実って言われてるのに、ここだけ見たら全然幻感ないね!」


爺:ニコニコ




そう、ポポーは現代では幻の果実とされているらしいのです(足が早いために流通が難しいとか)

そんな希少なものをたまに食べてるおじいちゃん→さすが妖精



もう少し大きくなったらそのうちの1本を分けてくれるとお約束してくださったので、その日からKITKITに来る楽しみがまたひとつ増えました!おじいちゃん大好き






(〜episode0〜今思い出した話)



遡ること一年半前、ある日わたしがKITKITの外でふわーっとしていると、ふと見た室外機の裏にこんなものを見つけました



......見つけた時は ゾッとしましたね。


てるてる坊主の本来ふんわりとしたモチーフに悪意すら感じるニヒルな笑みが化学反応して、シュールな不気味感をうまく演出しています.....



そしてこのタッチを見てなんとなくわかるのは、 完全にキッズの作品ではない ということだけ



このようなものを 一体 誰が 何のために.....(←晴れてもらうため)


深まる謎に、当時は全身の立毛筋がガンガン仕事したのをつい昨日のことのように思い出せます.....






て、



今思うとこれたぶんおじいちゃんの作だわ

そこはかとなくおじいちゃんぽいもん。


あれをお孫さんとかとベランダに吊るしてておじいちゃんのだけ落っこちちゃったんだなあーって想像したらほっこりがいきすぎて身悶えすらする

はあーーー。尊い。



.....だけどそうね、特徴の欄にちょっとだけ雑って書き足しましょうか ニヤリ





はあーーー。しかしそこもまた尊い。








さて、わたしの萌えが皆様にも伝わって中目黒の妖精おじいちゃんからほっこりのおすそ分けができたものと期待し、これにて本日の駄文を締めたいと思います!敬礼!





                シーユーアゲイン!    KIMI

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