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  • 執筆者の写真清水

ガラス製品について


お久しぶりです、KITKIT MARKTスタッフの清水です。

関東もそろそろ梅雨だ梅雨だ言われながら、絶妙に不安定なお天気を繰り返しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


今日はそんな湿った空気から一転、灼熱の製作現場をお届けさせていただこうかと思います。



現在KITKIT MARKETではいくつかガラス製の商品のお取り扱いがありますが、それらのお品には一つとして同じものがありません。


こう言ってしまうと、


〜何故?『全て違う』とはどういうことなのか? 〜


と疑問に思われる方も多いかと思います。



僕たちがお店などでよく目にする製品がどれも同じ規格の同じ物に見えるのは、同じ形に出来上がるように型を使った型成形が主流だからです。


型を使うことにはメリットが沢山あります。


まず、ほとんど同じ物を量産できること。

そのおかげで製造の時間的コスト、手間が省けることによってかかる人件費、そして外せないのはB品となってしまうエラーの軽減


その他にも様々なメリットがあるでしょう。

型成形は人類が生み出した商業の基盤的な素晴らしい技法である、と僕は考えます。



〜では何故KITKITのガラス製品はそうではないのか?〜


KITKITでお取り扱いしているガラス製品は、先ほどお話しした型成形ではなく宙吹きと呼ばれる技法で作られているからです。


ガラスを作る風景を想像するとき大抵の方が思い浮かべる、長い棒の先に溶けたガラスを巻いて、職人さんが息を吹き込んで作られるあの技法です。




簡単に説明すると金属製の長い筒の先に溶けたガラスを巻きつけ、